インターネット嗜癖

パソコン、携帯電話、スマートフォン、オンラインゲーム機等に没頭し、日常の生活の場面で障害を起こしていてどうしたら良いか?と言う相談がここに来て増えています。

そういったインターネット依存(嗜癖)の世界的に認められた診断基準は、まだありませんが、「やめたいのに繰り返す」「やり始めるととことんまでやらないと気が済まない、もっと強い刺激を得ようとする」「思いがでると我慢できない」「悪いと思ってもやらずにいられない」などの困った特徴があると言われています。

本人様だけでなく(始めのうちは本人様はあまり気づいていない場合が多いですが)家族の方は本人様の変わり様に困りどうしたら良いかと悩んで相談に来られます。

長時間ネットの生活にのめりこむことは、身体的・精神的に健康を損ねる危険性がありますし、経済的にも社会的にも人間関係にも影響を及ぼすことになります。

本来はパソコンを含めた機器は生活をより良くするためのツールのはずが、意思のない道具に巻き込まれてしまうのは、本末転倒としかいいようがありません。

*当院での診察対象者の年齢は高校生以上とさせていただいております。

 

インターネット嗜癖質問票

□ あなたは、自分がネットに心を奪われていると感じますか。つまり、直前にオンラインでしていたことを考えたり、次のオンラインセッションをワクワクして待っているようなことです。

□ 満足を得るために、ネットを使っている時間をだんだん長くしていかなければならないと感じていますか。

□ ネット使用時間を制限したり、時間を減らしたり、完全に止めようとしたけれども、うまくいかなかったことが何度ありましたか。

□ ネット使用時間をひかえようとしたり、完全に止めようとすると、落ち着かなくなったり、機嫌が悪くなったり、気持ちが沈んだり、またはいらいらしますか。

□ 初めに考えていたよりも、長い時間オンラインで過ごしてしまいますか。

□ ネットのために、大切な人間関係、仕事、勉強や出世の機会を失いそうになったことがありますか。

□ ネットへのはまり具合を隠すために、家族や他の人たちに対して、嘘をついたことがありますか。

□ 問題から逃れるため、または、嫌な気分から解放される方法としてネットを使いますか。嫌な気分とは、たとえば、無気力、罪悪感、不安、落ち込みなどです。

5項目以上該当する場合は、ネット嗜癖の疑いがあります。

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