アルコール依存症の治療は、まず
[1] 禁酒しアルコールで傷ついた体や心の治療
次いで、
[2] アルコールにつながった不適切な人間関係への治療
そして、
[3] アルコールなしで社会の中で生きていくこと
の順でおこなわれます。
その中で再発防止のためにストレスマネージメントが必要になってきます。
【心理教育プログラム】
病気についての正しい知識を身につけることはとても大切なことです。
この心理教育プログラムはアルコール依存症が医学的な病気であること、治療可能であること、回復可能であることを知っていただくことを目的としています。
知識は回復の地図です。今、自分が回復のどのあたりにいるのかを知っていただくことが重要となります。
- アルコール依存症についての教育ビデオ
- 医師によるアルコール依存症の講義
【集団療法プログラム】
アルコール依存症には、人間関係が狭くなり孤独になる、という特徴があります。
その結果、孤独感が次の一杯を求めてしまう、という悪循環にはまってしまいます。
集団療法は、自分だけではなかったという感覚を得ることで、人間関係を再び取り戻すのに、とても役立ちます。
開催日時:毎週火曜日
9:30~11:00 | ビデオ・集団療法 |
11:00~14:00 | 医師の診察・休憩 |
14:00~16:30 | 医師による講義・家族のための集団療法 |
【家族プログラム】
アルコール依存症は家族全体の病です。「酒を止めさせたい」「酒を止めるものか」という綱引きの悪循環から抜け出し、ご家族が自分を取り戻すためのプログラムです。
10:00~
14:00~ 15:00~ |
CRAFTプログラム(具体的な対応法を学習。)
心理教育プログラム(依存症の知識を獲得。) 家族グループプログラム(家族同士の分かち合い。) |
料金: | 1,080円(事務にてチケットをご購入いただきます。) |